「離婚した元夫と復縁したいです」
というシンプルなご相談をいただきました。
シンプル、というのは、詳しい状況や今の心情など、特にご相談に関して周りの情報はなく、復縁したいけど、縁がまだあるかだけ知りたい、といった内容だったからです。
ですがリーディング、またタロットセラピーとしては、それだけを見ても実のりが少なくなるので、
「復縁したい、それにはどうするのがいいか?」
という前向きな質問にて、鑑定させていただきました。
お相手との関係性も見られるヘキサグラムスプレッドで展開していきます。
1:過去ーペンタクル10
2:現在ーペンタクルのキング
3:近い見通しーマジシャン
4:対策ーワンドのナイト
5:関係性ー教皇(法王)
6:願望ーペンタクル9
7:結論ーペンタクル6
と出ました。位置は省略です。
互いの関係性のカードでは、結婚という上でお二人の考えに違いがあることが出ています。
そこに至った過去の原因としてあるのが、相談者さまの気持ちが、どうやら、家庭という場所からは外れたところへ向いていた、という経緯があったようです。
それが何か?
願望のカードに、自分のお仕事方面でのキャリアや裕福さ、またもっと自分を高めるものを求める、と出ています。
復縁を望みはするけれど、実は、家庭といったことや、元夫さんへの気持ちよりも、まだ達成していないと感じるご自分の目標に向かう気持ちのほうが、強くあるようです。
近い見通しのカードでは、このままの状態で復縁の話を進めても、お二人の関係はブロックされてしまう可能性がうかがえます。
それへの対策のカードは、相談者さまが、お相手となる元夫さんに歩調をあわせ、気持ちを元夫さんへ向ける、ということが必要となることを示しています。
最終的な結論のカードは、どちらの意見や考えが正しいか優っているか、そういったことよりも、もう一度、互いに対等な関係を築き、助け合っていく気持ちと行動が、やり直すには必要なことを伝えています。
詳しい情報は何もないままのリーディングで、どうかな?
と思っていましたが…
「どんぴしゃで該当していてびっくりしました!」
とのご感想をいただけました。
改めてタロットの神秘に、こちらもびっくりです。
何か手がかりとしていただけたら、と。