「もっと気を許せる親しい友人がほしいです」
今回は人付き合いに関するご相談です。
職場での仲間はいるけれど、気を使ってしまって自分の意見が言えなかったり、
誘っても断られたらと思うと、自分からは誘えずに、一人で過ごすことが多くなってしまう。
ちょっと寂しい思いや、損することがあると感じる、とのこと。
そこで、「親しい友人を作るにはどうするのがいいか?」という質問で、
カバラクロス法で展開してみました。
1、2:努力する部分ーソード4、ペンタクル6
3:キーカードー隠者
4,5:ハプニング的要素ーワンド3、ソード2
6,7:未来ーソード3、ペンタクル10
8,9:過去ーマジシャン、ソード8
と出ました。位置は省略です。
ソードを始めとして、精神的要素を表すカードが多く、
また、目隠しをした女性が二人、そして隠者のキーカード。
お悩みの背景としては、どうやら相談者さまが、
精神世界、スピリチュアルな事柄への関心が強いため、
そういった自分の世界に専心してしまうことが、あるようです。
その原因としては、過去に人間関係で無力さを感じるようなことが、あったのかもしれません。
またマジシャンは、その名前の通り、魔法への専心、そういったインスピレーションを持った、ユニークな面のある人柄を思わせます。
この辺りが、コンプレックス的な意識として、人間関係から離れ、自分の世界へ入っていってしまう、相談者さまの今の傾向となっているのかもしれません。
自分とはなんだか感覚が違うように思える、
そんな相手に、自分から声をかけるって、怖いなぁ…
というの、わかります(--;)
だけどそこを乗り越えて、自分から周囲へ関わっていく必要があることを、キーとなる隠者、また、努力することの位置にあるカードが、教えてくれています。
そうすることで、少しずつ周りとのコミュニケーションも増えていき、
過去の傷も癒されていく、と未来のカードは、語っています(^-^)
ソードの3は、3本の剣にハートが貫かれている痛ましい絵に見えますが、
これは、過去の悲しみを受け入れていることもまた、同時に表しています✨
ハプニング的要素には、やはり人間関係に背を向けてしまう姿勢は、
相手からしても、近づきにくく見えてしまう、と読めます。
また他にも、ソード2、ペンタクル6、ソード3などから、
自分の世界と外の世界のバランスを取ることが必要、というメッセージも見えました。
今回は、このようなリーディング結果でした。
「仰る通り自分の世界に入りやすく
スピリチュアルな事柄に興味があります(笑)
また 他の人とは違うと感じやすいです」
とのご感想をいただきました。
タロットリーディングを再開してから思うのは、
タロットさんは、相談者さまのガイドともいえる深層意識に繋がり、
そこからメッセージを降ろしてくれている…!と(*^-^*)
ロジカルなものであると同時に、説明しきれない要素のあるタロット。
人の意識、エネルギーの持つ、不思議な力を感じます。